きびだんご屋台、あるよね
- 2017/2/5
- 亀戸5丁目
亀戸十三間商店街。
日曜、祝日となると歩行者天国になるのは地元では知られたこと。
都内でも主要道路である明治通りを封鎖してしまうのは、なかなかに大胆で、都内でも数少ない歩行者天国ってことも含め、亀戸名物のひとつ。
ではあるが、正直いうと車輌はストップするものの、封鎖された区間に何があるわけでもなく、少々もの寂しさも……。
そんななか、目をひくのが一軒の屋台だ。
場所は中央通りとの交差点。ファミマの前。
で、なんの屋台かといえば……きびだんご、ですよ!
なんとも下町的じゃないですか!
値段も下町的で、5本で250円。
おやつ時の食べ歩きには打ってつけですな。
あくまでおやつ、語るのも野暮ではあるが、
なかなかに美味しい!
ものはついで、
おやっさんにお話を。
———懐かしい味ですね。
おやっさん「そうでしょ。昭和の頃は駄菓子屋なんかでも売ってたから、子どもたちもみんな知ってたんだよね、きびだんご。今じゃ珍しいかな? まぁ、うちのはちゃんときび粉を使ってるから駄菓子屋さんのとは一緒にしないでもらいたいけど(笑)、美味しいでしょ」
———「有吉くんの正直散歩」とかも来ちゃう感じですか。
おやっさん「そうなんだよね。珍しいから。アド街ック天国とかもね。結構取材は来るよ。といっても、本店は向島百花園の近くだから、あっちでの話ね。この商店街とはご縁があって、こうしてお店を出させてもらってるんだよね」
たしかに店名は”向島”吉備子屋。
今度は本店にも足を運んでみようかな、と思ったらおっちゃんから一言。
おっちゃん「ものは一緒だよ。でも、本店は消費税がかかるよ。ここなら250円ぽっきりだからね」
そうか、ではまたこちらへ。
なんだかほっこりする亀戸の歩行者天国の一コマでした。