2015年12月をもって閉店した、亀戸が誇る衣料品店「いなきや」。
創業88年という老舗ゆえに、
亀戸に住まう者としては思い出深い店であったはず。
商店街にありがちな、客がいないのになぜか生き残っている店とは違い、
いなきやは、亀戸のマダム、シニアにとって、
日常に即したショッピングを楽しめる衣料品店であった。
そう、いなきや店内に満ち溢れていた安定感は、
ユニクロにも、GAPにも真似のできない、88年の深みがあったのだ。
なぜ閉店?
しかしながら、2015年末をもって閉店を迎えたいなきや。
サンストリートの閉店と相まり、
亀戸ッ子にとっては、歴史の変化を感じたタイミングであった。
前述の通り、いなきやの客入りは決して少なくなかった。
それにも関わらず閉店した理由は、耐震性能との噂が絶えなかった。
真相はさておき、閉店したいなきやの跡地については、
高層マンションが建つのではないか、などと物議を醸したが、
結果は、いなきやが建て主となっての建て替えが進んだことは周知の事実である。
どんな建物になる?
改めて、建築計画に目を向けてみよう。
これは建設中のいなきやの防護壁を見えばわかることだが、
おさらい。
立地:亀戸5-11-3、及び5-11-4
明治通り(十三間通り)沿い、中央通りとの接点。めっちゃいい場所!
階数:4階建て
あれ? 高層ではない!!
完了予定:平成28年12月末
あれ、もう建物は完成間近? で、内装に入るのね
用途: 物販、飲食
はい、ココちゅうもーく!
で、テナントは何が入るの?
亀戸ッ子にとって目下の関心は、
新生いなきやビルに、どんなテナントが入るかということ。
いまだ情報は乏しく、実態は見えていないのだが。。。。
ここ数日内に、工事現場の外壁にこの張り紙が。。。
ん?
よくわからない?
2016年11月吉日付けのこの張り紙が意味するものは、
新しいいなきやビルの2階が、当初予定していた「小売業又は飲食業」ではなく、
「映像記録物賃貸業」のなるということ。
つまり、注目はここ!
どどーん!
映像記録物賃貸業? あまり聞き慣れませんが、つまりは、
ビデオ、CD、DVDレンタルということ。
となれば。。。
はい、お気付きですね。
サンストリートがなくなったことで亀戸ッ子を困らせたあの店。
TSUTAYA(ツタヤ)。
間違いなく需要があったであろう、あの店が新生いなきやにテナントとして入ることは、
あり得ない話ではありません。
むしろ、必然。
あくまで、状況証拠での推察ですが、
亀戸に再びTSUTAYAが降臨する日を夢見て。
今後も新生いなきやの動向をレポートしていきます。
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