「さんだい とよくに ごとていえん」と読みます。
ん? ご存知ない?
では、深掘りすぎる「三代豊国五渡亭園」解説、いってみましょう!
そもそもどこにあんの?
「三代豊国五渡亭園」が知られていない理由のひとつが立地でしょう。
亀戸駅から大島方面に向かい、高速道路をくぐる橋がご存知「五の橋」。
そのたもとが整備され、一部が「三代豊国五渡亭園」と呼ばれるエリアが生まれたのです。
で、どんなとこなの?
一言でいうならば「庭園風情のある河川敷公園」です。
朱塗りの太鼓橋があったり
瓦屋根の休憩処があったり
オフィシャル発表では600匹の鯉が泳ぐという「かわらぬ恋の池」などがあります。
楽しいの?
下町情緒溢れる空間で休憩するもよし、ですが、
「三代豊国五渡亭園」は家族連れにこそオススメです。
その理由は、夏季限定のじゃぶじゃぶ池。
じゃぶじゃぶ池といえば、涼しげに遊ぶお子さんを炎天下のなか親御さんが見守るのが常ですが、
ここならば、高速道路に守られた空間なので、直射日光が避けられます。
ちょっとしたアスレチックもありますし、
水道も完備されています。
で、なんでこんな名前なの?
三代豊国とは、江戸時代の浮世絵師のお名前です。
この方が五の橋付近に住んでいたことから、
堅川河川敷の整備計画の際に、江戸情緒ある場にしようというコンセプトとなり、
五の橋(江戸時代には五ツ目)を渡る亭園ということで「三代豊国五渡亭園」という名称となったそうです。
亀戸の南端、大島との町堺のこの空間。
意外に使える穴場ですよ!